本編が長すぎて読者の記憶力が限界なので ここではありふれた物語のメモ、考察を行うwiki 

概要

(+49)[フォレス人][サハリア人][ルイン人]女神暦936年?-
エンバイオ家に仕える執事だが、もともとはマルカーズ連合国出身の傭兵。
見た目こそ、銀髪に眼鏡、タキシードと完璧に執事だが、剣術や軽業、風魔術などに長けた武人でもある。
主君の一家を守るため、誰よりも勤勉に働いている。
エンバイオ家では改革派の立場を取っており、守旧派の抵抗に苦しんでいる。
将来のエンバイオ家を守る人材をと、高い金を出してファルスを買い取った。°2
背の高い眼鏡の男。鼻の下の尖ったチョビ髭が、執事っぽさを醸し出している。肌の色が濃い目で淡い銀髪の混血。ただし白髪に生え変わりつつある。体つきはしっかりしているし、筋肉もついている。スキルレベルが総じて高い。°58
エスタ=フォレスティア王国の南西、南の内海の端は、サハリアとセリパシア、フォレスティアの各勢力がぶつかりあう紛争地帯だ。イフロースはその地に生まれ、当たり前のように戦いに身を置き、頭角を現していった。やがて先代の子爵に見出されて、仕えるようになった。°61
フィル・エンバイオ・トヴィーティとは四十年来の親友(°233)だった。°178

イフロースの行動原理はトヴィーティ子爵家ではなくエンバイオ家も守ること。°233
「私は、先代より、家族を、エンバイオ家を守って欲しい、と頼まれました」
「そうですね」
「トヴィーティ子爵家を、ではありません。エンバイオ家を、です」°233
初出・退場
第四章 オークション 運命を決められる者達°58

出来事

第十二章 花咲く王都にて 守護者の幸福°178から
  • イフロース(10歳になるかどうかの頃)、貴族同士の紛争に巻き込まれて、家をなくした。マルカーズ連合国の自由な気質な社会の中で下層に属する、一目で混血とわかる流民イフロースは生きるためになんでもやった。盗みも長く続かず、ピュリス行きの船に密航。船を降りるときに警備兵に取り押さえられたが、偶然行き合わせた帝都の学園に留学しようというところのフィルが、気まぐれに「その少年は、田舎から来た私の下僕です」と言って救った。船でも帝都でもイフロースと貧乏学生のフィルは二人で働きまくった。
  • イフロース(10歳前後)、年齢を誤魔化して傭兵の仕事をするようになった。フィルとは性格も正反対な二人だが、馬があった。
  • イフロース(10代前半)、フィル帰国に合わせてマルカーズ連合国に帰国した。
  • イフロース(20歳前)、もう一人前の戦士に育っていた。
  • イフロース(20)、勢いで結婚。それからも好き放題に暮らしていた。子どももいた。女性も片手の指じゃおさまらないほどいた。
  • (イフロース(21歳前後)、フィル(26)結婚)
  • (イフロース(24歳前後)、フィル(29歳前後)でサフィス誕生。)
  • イフロース(30歳頃まで)、紛争地帯で傭兵としての名声を高めていった。
  • イフロース(34)、とある貴族の居城を攻め落とした。風魔術の懐剣も魔術書もそのとき略奪。生き残りに家族を人質にとられ、傭兵団の解散を迫られる。フィル(39)(サフィスは10前後)がそれを救った。しかし妻子には手を切られ、イフロースはマルカーズ連合国から退去することになった。三ヶ月ほどフィルの元でブラブラしてから、働き始める。フィルの妻も使用人もくそ。(正夫人は金遣いは荒いわ、嫉妬深いわ、その上に見栄っ張りで、やかましくて、もう悪夢のようだった。サフィスを産んで以降フィルは放置。フィルは一人で頑張っていた。)
  • (イフロース37歳前後?)ファルス(8)女神暦993年?の二十年ほど前(女神暦973年?)エンバイオ家の執事となる。
  • (イフロース38歳前後?)傭兵時代の副官カーン・フックを喚ぶ。°2
  • イフロース(53)フィル没(ファルス(4)←ファルス(8)の時点で、フィルが死んで四年ほど経った。)
  • ファルス(8)=イフロース(57)
フェイ(奴隷ファルス)in トヴィーティ子爵家
  • ノール(ファルス(6))を翡翠の市のオークションでラスプ・グルービーと競って落札。°58
    このとき金貨六千枚のうち、五千枚をイフロースの傭兵時代の私財から持ち出していた。これはミルークが大仰に勧めた奴隷を自分の後継者となる家宰に育てるためだった。°177
    ノールはトヴィーティ子爵の接遇担当の奴隷となり、フェイと名付けられた。°60
  • フェイリリアーナお嬢様を変態オヤジから救い出し、あまつさえ馬車に轢かれるところを間一髪で助けた。°67
    それにも関わらず、リリアーナに触れた罪で問答無用で折檻されているフェイ(6)の様子を見に行くと、フェイは激昂していた。態度にいつでも出ていけるのだと匂わせ、子爵家で学ぶことは何もなかったと暗に告げられる。フェイの配置替えを示唆し、フェイの私物である触媒と貯金箱、そしてネッキャメルの指輪を返す。指輪がフェイに渡された時の状況を確認し、しばし立ち尽くして思考に沈んだ。°68
  • ラスプ・グルービーがトヴィーティ子爵邸を訪れた時、フェイ(6)を発見し、金貨三万枚まで出すので譲って欲しい、養子にすると言った。°69°70°71
    イフロースは必死にフェイに断るように合図を出す。イフロースに拘らずファルスはこれを断ったが、イフロースはこの出来事は、フェイが何らかの手段でグルービーを動かし、いつでもここを出て行けるというデモンストレーションをした受け止めたと思われる。°71
  • フェイ(6)を外部の営業部隊に配置換えをする。°72

ステータス

運命を決められる者達°58

 サウアーブ・イフロース (55)

・マテリアル ヒューマン・フォーム
 (ランク6、男性、55歳)
・スキル フォレス語  6レベル
・スキル サハリア語  6レベル
・スキル ルイン語   6レベル
・スキル 指揮     5レベル
・スキル 管理     5レベル
・スキル 商取引    5レベル
・スキル 薬調合    4レベル
・スキル 医術     4レベル
・スキル 風魔術    6レベル
・スキル 格闘術    6レベル
・スキル 剣術     6レベル
・スキル 投擲術    6レベル
・スキル 隠密     4レベル
・スキル 軽業     4レベル

 空き(41)

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