本編が長すぎて読者の記憶力が限界なので ここではありふれた物語のメモ、考察を行うwiki 

概要

(+54?)[フォレス人]女神暦931年?-989年?
サフィスの父で、元財務官僚。
イフロースを家宰に引き入れ、ピュリス総督の地位を手に入れた。
現在の子爵家の繁栄は、彼の努力によっている。°2

サウアーブ・イフロースとは四十年来の親友(°233)だった。°178
初出・退場

出来事

第十二章 花咲く王都にて 守護者の幸福°178から
  • イフロース(10歳になるかどうかの頃)が、ピュリス行きの船に密航。船を降りるときに警備兵に取り押さえられたが、偶然行き合わせた帝都の学園に留学しようというところのフィルが、気まぐれに「その少年は、田舎から来た私の下僕です」と言って救った。船でも帝都でもイフロースと貧乏学生のフィルは二人で働きまくった。イフロースとは性格も正反対な二人だが、馬があった。
  • フィルが帝都の学園から帰国するのに合わせてイフロース(10代前半)もマルカーズ連合国に帰国した。
  • フィル(26)、貧乏なせいで待たされたが結婚した。
  • フィル(29歳前後)で一人息子のサフィス誕生。
  • イフロース(34)、とある貴族の居城を攻め落とした。風魔術の懐剣も魔術書もそのとき略奪。生き残りに家族を人質にとられ、傭兵団の解散を迫られる。フィル(39)(サフィスは10前後)がそれを救った。
「そうとも。だが、運がよかった。マルカーズ連合国は、フォレスティア王国の従属国という扱いになっているから、しばしば両国からの使節が派遣されてくる。フィルは、私が貴族の城を攻め落としたという事件を遠くで聞き知って、慌ててその使節団の一員になりたいと申し出たそうだ」
「フィルはな、一人きりで頑張っていたんだ。あとの連中はもう、召使なんてのも名ばかり、要は王都で出世したご主人様にぶら下がって、甘い蜜を吸うだけ。おまけに、奥方もひどかった。貧乏だったせいなんだろうが、二十六まで待たされてやっと娶った、たった一人の女があれとは」
「反吐でも出そうな顔してますよ」
「反吐どころか、内臓が裏返るわ、あのクソ女め。金遣いは荒いわ、嫉妬深いわ、その上に見栄っ張りで、やかましくて、もう悪夢のようだった。しかも、一人息子を産んだらもうおしまい、と言わんばかりに、フィルを寄せ付けんかった。見ておれんかったわ。あの女の唯一よかったところは、まぁ、せいぜいのところ、早死にしたことくらいだな」
  • フィル(42歳前後?)(イフロース37歳前後?)ファルス(8)女神暦993年?の二十年ほど前(女神暦973年?)エンバイオ家の執事となる。
  • フィル(43歳前後?)(イフロース38歳前後?)(女神暦974年?)イフロースの傭兵時代の副官カーン・フックを喚ぶ。°2
  • フィル(58)没女神暦989年末(ファルス(4)←ファルス(8)の時点で、フィルが死んで四年ほど経った。)

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