「君は私をからかっているのか? そうと信じたい! いいかね、女というものは、どだい使い道などない害悪でしかないのだ。まずあの肉体。形状からして、およそ実用性がない。力仕事にも向かず、余計な脂肪がつき、見た目も醜い。おまけに経血で衣服と部屋を汚す。声色も耳障りだ。いつも甲高い声でキャンキャン喚く。森の奥のサルどもだって、もう少し慎ましいだろう。だが、それ以上に醜悪なのはその精神だ。奴らには自己愛と無責任しかない……ただこれは、まだ若い君に語っても仕方ないだろう。とにかく奴らは醜い。本当は殴りつけて躾けてやりたいくらいなのだが、あんな不潔なものには触りたくないから、仕方なく我慢しているのだ。ファルス君、穢れたくなければ、女に触れないことだ。それしかない」